
この日は、川越工場から37枚のPC部材が3台のトラックに積まれて出荷されました。
まず前日打設した1階床コンクリートに墨出しを行い、一番奥の妻壁から順序に従ってPC部材の組立てを行います。
妻壁にはPC板コンクリート打設時にタイルも打ちこんでいます。こうすることで、現場での手間が減るだけでなく、タイルの剥離や落下を防ぐことができます。
壁板は2点で吊り上げられます。
住戸の外壁建具(窓サッシ枠・玄関ドア枠)もPC板に打ち込んでいますので、防水性・気密性に優れ確かな施工精度が得られます。
上下階の壁板相互の接合は、上階の壁板に埋設されているスプライススリーブ内に下階の異形鉄筋を挿入し、そこに高強度モルタルを充填することにより完全に接合します。
基礎から出ている鉄筋が壁板のスリーブに入るようにセットします。
壁がセットされると、ジョイント用鉄筋で溶接接合し、隙間にジョイントコンクリートを打設するため、型枠が準備されていきます。
1階壁のPC部材組立て終了
ご覧のようにPC工法では、ほとんど木製型枠を使用しません。また、現場打ちコンクリート造とちがって建設現場での粉塵が少なく、騒音やゴミも最小限に抑えられます。近隣や地球に優しい工法なのです。