
3者の土地を合わせることでより有効な土地活用が実現。
難問をクリアし事業化を実現されました。
渋谷区初台。首都高速道路が走る甲州街道に面し、最近になって10階超のマンション建設が相次いだエリアです。土地を不動産会社に売却して移転する住民が多い中、都内で100年以上続く提灯製造販売業を営むY様は近隣の方と協力しての土地活用を計画されました。甲州街道に面し住居+倉庫のある借地部分と自己所有部分、隣接するM様所有部分という3つの敷地を合わせた土地活用事業です。「この件は借地契約の更新にあたる数年前から進めていたのですが、借地部分に関する権利関係や融資の問題などで打開策が見つからず、計画は止まった状態でした。」そこでY様から依頼をうけた大成ユーレックでは、借地を残しての土地活用は融資上困難であることから等価交換方式での計画を推進。三者の地権者にとって公平な等価交換が行われるよう、建築計画から査定まで繰り返し検討し、利益還元法を用いて分配。融資については各方面から情報を収集し、住宅金融支援機構が行っていた市中銀行とのパッケージローン、渋谷区の建て替え資金助成制度の適用を受けることで問題点をクリアすることができました。完成した12階建てのビルは、Y様が店舗とご自宅、賃貸住戸を、M様がご自宅を、旧店舗の土地所有者のK様が賃貸住戸の一部を、それぞれ取得されています。



相次ぐ開発で近隣の町並みは変わったそうです。昔からあった商店がなくなり、道を歩いているとマンションが続いている風景です。そんな中、商売を継続されているY様のお店は街を明るくするのに貢献しています。提灯製造販売ということもあり、店舗の軒には瓦を用いました。製作中の提灯をガラス越しに所狭しと窺うことができ、通りがかりの外国人客が訪れることもしばしばあるとのこと。「大成ユーレックに信頼してお任せしたことで、長年とりくんでいた計画を形にすることができました。いい建物ができたと周囲の方から喜ばれたのも嬉しいことです」とY様。確かな収益も得られ、順調な事業をスタートされています。